2022年度スタート!
英会話力アップと多様性を叶える新留学プラン
2022年度からスタートする新カリキュラムでは、本校が長年実施してきた中学3年のニュージーランド全員留学を刷新します。
生徒たちの学び方ややりたいこと、留学に対する考えも多様化してきた今、中学3年次はグローバルマインドの育成をめざす留学プランの選択肢を広げ、生徒たちの主体性を重視した英語教育を実施します。
新留学プラン、2つのポイント
①全員留学を中学2年次に前倒し。2週間のセブ島短期語学留学を実施します。
ニュージーランド留学を経験した多くの生徒から、「現地へ行く前に、もっと語学力を伸ばしておけばよかった」いう声が寄せられ、中学2年次に短期語学留学を実施することにしました。ニュージーランド留学で生徒たちがさらに主体性を発揮できるよう、語学力の強化をめざします。場所はフィリピンのセブ島。現地の語学学校に通いながら、自立した生活を体験します。
②中学3年次のニュージーランド留学を選択制にします。
これまで中学3年で実施していたニュージーランド全員留学を選択制にし、「グローバル教育(留学タイプ)」と「グローバル教育(国内タイプ)」の2種類を設けます。中学2年で全員留学を経験した後、グローバルマインドをどのように身につけていきたいか。中学3年で取り組むグローバル教育は、自分で学び方を選べるようにしました。
中学3年は高校進学に向けて、自分のめざすものや、がんばりたいことも見えてくる時期です。多様な生徒たちのニーズに応えられるよう、留学にさらなる選択肢を設け、どちらを選んでも、グローバルマインドを育成できる学習環境を提供します。
新留学プランQ&A
Q. | 新プランは、どのような点が魅力なのでしょうか? |
A. | 生徒たちが“自分で考えて選ぶ”ことを重視しています。 中学2年の全員留学は皆が同じ経験をしますが、その後は、自分のめざすものを見つめ直し、自分に合うやり方で、自分の世界を広げるためにはどうすればいいか。 海外と国内の選択肢を設けることで、主体的に考える機会を設けています。 |
Q. | 海外留学でどのような力がつくのでしょうか? |
A. | 英語力を身につけるのはもちろんのこと、海外生活を通して責任感、自立心、グローバルマインドなど、人間として大きく成長することを大切にしています。 本校の18年間にわたるニュージーランド留学の実績をもとに、事前指導を丁寧に行い、海外留学に挑むマインドの育成にも力を入れています。 |
Q. | セブ島での短期語学留学、英語力は伸びるのでしょうか? |
A. | フィリピンの公用語は英語であるため、現地の人の英語力も高く、オンライン英会話の教育事業が多数存在しています。 日本の企業もフィリピン人の英会話講師を採用することが多く、短期間で成果を出す英語教育のノウハウもあり、マンツーマンレッスンが充実しています。多民族国家のニュージーランドに比べて、英語の訛りも少なく、日本人にわかりやすい英語で学べます。 |
Q. | グローバル教育の「留学タイプ」と「国内タイプ」は、いつ決めるの? |
A. | 中学2年の全員留学を終えて、中学3年の1学期中に「留学タイプ」と「国内タイプ」のどちらかを選択します。中学3年は、生徒たちの興味・関心も広がり、留学以外にめざすものや、がんばりたいことも出てきます。グローバル教育の選択を中学3年にすることで、生徒たちの多様なニーズに応えていきます。 |
Q. | 海外留学の安全面はどのようにサポートしているのでしょうか? |
A. | ニュージーランドもセブ島も、比較的、治安は安全です。セブ島では、語学学校に通いながら生活するため、フィリピンの街中から切り離された環境で、安心して学習に取り組めます。 どちらの国も医療面の心配はなく、現地にいる日本人アドバイザーがサポートしてくれます。 |
NZ留学を体験した生徒と保護者の声
英語力がつくとともに、生活面でも自立できました。
将来は英語を活かした仕事がしたいと思います。
留学1年後の女子生徒
最初の2週間は日本人の友だちと一緒で心強かったのですが、その後一人でホームステイをするときはとても緊張しました。でもホストファミリーは優しく、特に10歳のシスターが家のことをいろいろ教えてくれたので、すぐ打ち解けることができました。
現地校は留学生が多く、先生方も慣れていて、授業中、「わかる?」と聞いてくれたり、留学生用のプリントをくれるなど手厚くサポートしてくれました。またニュージーランドの友だちだけでなく、韓国、アルゼンチン、ベトナムなどからの留学生とも仲よくなり、手助けし合えたのもよかったです。
友だちと話すとき、なかなか英語で言い表せず、もどかしいこともありましたが、徐々にリスニング力もつき、スムーズに話せるようになりました。食事の支度や洗濯など、生活面でも少しずつ自立できたと思います。留学を経験し、将来は外交官など英語を活かした仕事がしたいと考えるようになりました。さらに力をつけて夢を叶えたいです。
※NZ全員留学実施時の声
「自分のことは自分で」を身をもって体験、
リスニングの力も大きく伸びました
4年女子 Hさん保護者(2016年参加)
ニュージーランド学期留学は希望制でしたので、本人が自分の意志で参加したいと思うまでには少し時間がかかりました。
参加を決めた後で本人から聞いたことですが、中学受験のときに東京成徳を勧めた訳は、「ニュージーランドの学期留学体験ができることもあったんだよ」と父親に言われた一言が印象に残っていて、それなら参加してみようと思ったようです。
我が家では留学は初めての事で、親も準備など大変かと思いましたが、出発まで何度か保護者と生徒対象の説明会があり、自宅でその資料をもとにパスポートや費用、足りない荷物の準備などを順序よく進める事ができました。準備が終わるまでは、あれもこれも用意しなくてはと思いましたが、今思うとそれほど大変ではなかった気がします。その他の準備は学校のプログラムのもとでの参加という事で安心しておりました。
留学先では、ホストファミリー、先生、アドバイザーの方、成徳や現地の友人など、様々な人に支えられ助けられて楽しく過ごすことができました。留学前は、自分の部屋の掃除や洗濯もほとんどしていなかった我が子ですが、身の回りのことは自分で責任を持ち取り組まないと、困るのは自分なんだと身をもって体験したようです。また、ホストマザーのお料理の手伝いをしたり、現地の野菜が美味しかったこともあるらしく、栄養を考えながら食事をしていたとの事でした。学校まで片道3 0分歩いていたのが良かったのか、お菓子をたくさん食べても全く体重が変わらなかったことも嬉しかったと話していました。
現地学校の女子校では、生徒たちはあまり周りのことを気にすることなく大らかで、とても過ごし易かったとの感想です。英語は得意な方ではないと思いますが、単語が分からない事があっても言っていることは大体理解することができ、友人との会話には困らなかったようです。実際、帰国後の学校のテストではリスニングの力が特に伸びていました。
学期留学の時期はサマータイムの時期であり、自然も多くとても魅力的な国なので、親の私も是非訪れてみたいと思っていました。留学中は、基本子供と電話などの連絡を取ることはできませんが、学校HPのNZレポートなどで、現地の様子を知ることができたのはとても良かったです。
※NZ全員留学実施時の声