令和4年度 体育祭
令和4年5月25日(水)、中高一貫部の体育祭が3年ぶりに開催されました。
当日は、朝は雲が多く肌寒い気温でもありましたが、すぐに日も出てきて、一日を通して良い天候に恵まれました。
中間試験後からの数日で、6年生は下級生をリードしながら体育祭運営なども行っていたので、大変だったと思いますが、生徒会を中心に大変よくまとまっていました。
準備時間での生徒会・6年打ち合わせの1コマ。
生徒たちが集合しだすとグラウンドは一気ににぎやかになりました。
本校では1~6年が縦割りで各団に分かれ、団Tシャツを着ます。Tシャツには友人や先輩、先生方からのメッセージを書いてもらうのが恒例となっていますが、体育祭当日も色んな所で書いてもらうシーンを見かけます。
校長先生もお願いすると、気さくに書いてくださいます。生徒にとっても記念のTシャツになりますね。
開会式は校長先生からの開会宣言、生徒会長からの諸注意、各団長での選手宣誓がありました。ラジオ体操も全員で行い、体を動かし準備を整えます。
コロナ禍で3年ぶりの開催、という事もありマスク着用を基本としつつ、走る種目は適宜外したり、競技中は軍手を着用し直接触れないようにする、手指消毒もこまめに行うことの他、種目自体を減らしたり、各種目での参加人数を制限したり、など開催へ向けて協議を重ねてきました。
また今回はドローンも登場。免許を取得した生徒中心にドローンでの撮影も行っていました!
本校恒例の「ダンスパフォーマンス」も3年ぶりに復活です!6年生の団結力で下級生をリードし、各団見事に息があったパフォーマンスを見せてくれました。
★パフォーマンス賞:C団★
障害物競走では恒例の「アメ探し」は感染対策のため変更となりましたが、6年生が用意していたのでしょうか、今年も粉まみれの教員が数名出ておりました。この日に限り許して下さいます(笑)
最後の大トリは副校長先生です。「失礼します!」と6年生の掛け声とともに副校長先生が粉まみれとなりました。最後は仲良く記念撮影です。
☆優勝:B団☆
高校男子騎馬戦は圧倒的でしたが、1日を通して「B団が強いな」という印象でした。
閉会式では例年生徒会長が感涙することが多かったのですが、今年の生徒会長は泣かず!サプライズで6年生からの花束も用意されていたのですが、そこでも涙は見せませんでした。
この体育祭が生徒会長としてのイベントは最後となり、秋の文化祭は新体制となります。
中学生徒会長・高校生徒会長を行い、生徒だけではなく教員からの人望も厚い、素晴らしい生徒会長でした。
スタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。
新型コロナウィルスの影響で、3年ぶりの開催となりました。中1はもちろん、中学生全員が『初めて』となり、運営している生徒会も高校生活最初で最後の学校行事となりました。
しかし、東京成徳の生徒はこの2年間のコロナ禍の中で「正解のない問題」に立ち向かう力を培ってきました。【できるかできないか】を考えるのではなく【どうやったらできるのか】を考える、これからの時代を生き抜いていく力をつけてきました。今回の体育祭はその一つの成果となったのではないでしょうか。
制限がある中で、どうしたら自分たいらしい体育祭が開催できるのかを考え、本番にむけて準備をしてくれました。また、それに対して全生徒が応えるように協力をして最高の体育祭を創り上げることができました。
笑顔と感動の一日はかけがえのない学校生活の思い出となりました。
世の中は徐々に元の生活に戻りつつあります。引き続き感染対策は行いつつ、安心した学校生活が送れるように今後も検討を重ねていきたいと思います。
最後になりましたが、暑い中ご観覧くださいました保護者の皆さま、卒業生の皆さま、ありがとうございました。