2021年度 2学期始業式
第2学期始業式が行われました
感染防止のため、前学期同様ZOOMによる始業式となりました。
最初に校長先生からお話をいただきました。
・新型コロナウイルスの変異株により、中高生への感染が広がりつつある。学校としても万全の態勢を取っていくが、生徒の皆さんも「マスクの着用・黙食・手指消毒・検温」等を今まで以上にしっかりと行ってほしい。
・今日9月1日は「防災の日」である。98年前(1923年)の今日、死者10万5千人を数えた『関東大震災』に由来して制定されたものである。
ところで、過去のパンデミックを振り返ると、14世紀中ごろの「ペスト(黒死病)」、20世紀初頭の「スペイン風邪」があった。
明治時代の物理学者で、随筆家でもあった寺田寅彦に「天災は忘れた頃にやってくる」という有名な警句がある。
「スペイン風邪」から100年たって、まさに忘れた頃に「新型コロナウイルス」という天災がやってきたのである!
パンデミックはまた必ず繰り返されるに違いないが、君たちは「新型コロナウイルス」をただ恐れているだけではなく、次のパンデミックが起きた時に、今回の経験をどう活かしていくかが大切であることをしっかりと心に留めておいて欲しいと思う。
次に生徒指導部から、「感染を広げない」ことを重点目標として、特に「不織布マスクの推奨」と今まで以上に緊張感を持った学校生活を送って欲しいという話がありました。
最後に、防災担当者から、災害発生時の「緊急避難場所」として、東京都と神奈川県の私立学校の協定により、最寄りの私立学校に避難できる、という話がありました。
オリンピック・パラリンピックは私たちに大きな感動を与えてくれていますが、なかなか先の見えない状況が続いています。
しかし、一貫部の皆さんは、持ち前の「明るさと大らかさ」を失わずに今学期を過ごしていきましょう。