7/12（月）「特別授業」初日の第４時限目を使って、標記講習会が開催されました。

今回も一昨年に続き、「交通犯罪被害者遺族の声を聴く」という、形での実施となりました。

講師の高田香さんは、平成２８年２月に、青信号で横断中の長男（当時小学１年生）を前方不注意で右折したトラックに轢かれて亡くされた遺族の方です。

講演では、事件の概要、亡くなったお子さんとの病院での面会の様子、その後の家族の様子等をストレートに語っていただき、それ以後のご自分の思いを伝えられ、最後に「母親として、いま生きていてくれるだけでいい。そして、皆さんにはこれからも『勇気と優しさ』をもって生きていってほしい。」とまとめられました。

最後に生徒を代表からお礼の言葉を述べて終了となりました。

非常に重く、深い内容の講演でありましたが、生徒の皆さんには、何か「気付き」があったことと思います。

この場を借りて、高田さんそして、警視庁王子警察署警務係被害者支援担当の皆様にお礼申し上げます。