本校では6月1日に学校を再開いたしました。

まず1日には入学式が行われました。6月の入学式は初めてのことでしたが、新入生は元気な表情を見せてくれました。

2日からは学年を分けて登校となりました。

2日の午前中には高1（4年生）が登校しました。1月に学期留学を終えて初めての登校となりましたので実に5か月ぶりの登校となりました。広い体育館での登校確認の際には、久しぶりに会った友人たちと笑顔で再会し、微笑ましい様子を見ることができました。全員留学の帰国報告、中学の卒業、高校の入学と一気に生徒は節目を迎え、教員は気持ちの整理を心配していたのですが、生徒の皆さんはご覧の通り、『成長』した姿で堂々とこの日を迎えてくれました。

午後には高校２・３年生（5・6年生）が登校しました。久しぶりの登校の中でどの生徒も友人との再会が最もうれしかったようです。生徒の朗らかさに感動をしました。

進路が決まっていく大切な時期に、こうした状況と真摯に向き合い、挑もうとする姿勢を大変立派に感じます。ただでさえ不安なこの時期に、落ち着いて目の前の課題をしっかりとこなしていく様子が印象的でした。

新中学生2・3年生は3日に登校となりました。『新しい学校生活様式』の説明をしっかりと受けて、これからの準備を行いました。どんな状況でも必死に頑張るのが本校の生徒の特長です。中学生の皆さんも、懸命にできることを必死に考え、行動してくれました。

本校の最も誇れるものは『生徒』です。生徒の一人一人の心の豊かさとまっすぐな気持ちが学校の再開にも表れていました。オンライン学習から生徒に向けたメッセージはきちんと伝わっていたようです。常に他の気持ちに立って、穏やかに過ごすことを考えてくれる生徒たちを、改めて自慢できると確信しました。