2019年07月25日 更新情報
4年生対象 『防犯講習会』 ~命の大切さを学ぶ教室~ が開かれました
7/25(木)「特別授業」最終日の第4時限目を使って、標記講習会が開催されました。
今回は、「交通犯罪被害者遺族の声を聴く」という、例年の講習会と大きく異なる形での実施となりました。
講師の佐藤清志さんは、平成15年5月に、青信号で横断中の長女(当時6歳)をダンプカーに轢かれて亡くされた遺族の方です。
講演では、事件の概要、亡くなった娘さんとの病院での面会の様子、その後の家族の様子等をストレートに語っていただき、それ以後のご自分の思いを伝えられ、最後に、9.11アメリカ同時多発テロの式典で朗読された『最後だと分かっていたら』を朗読され、「『他人の笑顔が喜べる社会』を築くために新しい『気付き』が生まれることを願っている。」とまとめられました。
非常に重く、深い内容の講演でありましたが、生徒の皆さんには、何か「気付き」があったことと思います。
この場を借りて、佐藤さんそして、警視庁王子警察署警務係被害者支援担当の皆様にお礼申し上げます。