19/01/2019 Sat
今日は遠足です。NZらしいところを見て楽しんでの1日となります。人数が多いのでバス2台に分乗しての出発です。私はCoach 1(1号車)に同乗しました。
月曜日から、雨が続いたり、曇っていたりと、今年はここまで晴れが少ないなという印象でしたが、今日は朝からしっかりと晴れています。まるでこの日のために晴れを取っておいたのかのようです。さすが岩崎学年といったところでしょうか。
本日の目的地はオークランドから北へと向かう地域にあります。1時間もしないうちに、窓から見える風景が牧草地や山といった感じに変化していきます。
01語学学校前に集合
02出発直後の1号車
03車窓は1時間もしないうちにこんな感じになります
04絵はがきみたいです
夏休み中のしかも朝から晴れた土曜日ということもあり、所々かなり道路が渋滞していました。まず最初はSheep Worldという牧羊に関するショーを見学することができる場所です。ショー開始時刻ギリギリの到着になりましたが、なんとか滑り込むことができました。
まずは牧羊犬についての説明を聞いた後で、外に出て実際に牧羊犬が羊を追い込んでくる様子を実演で見せてくれます。たった1匹の犬で、何10頭もの羊をはるか遠くから追い込んでくる様子は、訓練されてるから当たり前なのでしょうが、いつ見ても感心してしまいます。説明は全て英語ですので、生徒たちはすべてを理解できてはいないかもしれませんが、なんとか意味のわかる語を聞き取ろうとし、それをつなぎ合わせて理解しようとする様子がどの生徒にもうかがえました。そういう努力が大事です。現地校生活が始まると、みんなこのぐらいのスピードで話しますからね。
05 Sheep World到着
06外で羊の追い込みを見て
再び屋根のあるところに戻り、羊の管理の仕方や、羊産業の現状まで時折ユーモアを交えながら説明してくれました。昔ながらの羊の仕分け体験では、深谷校のD君が見事に選ばれ、もう一人選ばれたこちらの女性と協力して、羊の頭にペイントされた色を頼りに、木の扉を操作して仕分け体験に挑戦しました。
最後はもちろん毛刈りの実演で、ここでも最後の仕上げの段階で何人かにバリカンを握らせてくれるのですが、東京校のRさんが選んでもらえました。ほんのちょっとの時間でもなかなかできる体験ではないと思います。
07中で毛刈り実演
08深谷のD君みんなの代表です
09東京のRさんも体験させてもらいました
10出来たてウールをお土産にいただきました
11恒例の子羊ミルクやり
12本当に可愛いです
ショーを見た後で、ここでランチをとります。それぞれファミリーが用意してくれたランチを、青空の下で気持ちよくいただきました。
13ちょっとした牧場も
14アルパカもいます
次の目的地は、NZ固有の巨木であるカウリを見にいきます。現在では絶滅から守るためにかなり厳重に保護されており、私たちが訪れたのはワークワースという街にあるParry Kauri Parkです。ここには樹齢800年というカウリの木が保護されています。道路の渋滞もあり、今日はゆっくり見ることはできませんでしたが、神が宿ると言われる木の力を感じたり、周辺の森林を散策して森林浴を楽しんだりと、本当はNZ固有の生態系を楽しんで欲しかったです。さらにこのワークワースという場所は、第2次世界大戦中にアメリカ軍の駐屯地としても使われた場所で、当時の兵舎を復元した小屋なども展示されていました。
15カウリの木と一緒に
16こんなに大きいで
17この木は800歳
18何を祈る?
19ちょっとした歴史資料コーナーもあります。お約束ポーズ協力ありがとう
何はともあれ、今日のハイライトはビーチです。これだけのいい天気ですから、ビーチの時間だけは削らないようにしました。私たちが訪れたのはOrewa Beach(オレワビーチ)と言います。遠浅で長い砂浜が続く、人気のビーチです。流石に夏休み中の土曜日ということもあり、私もガイドさんも「今日はものすごく混んでますねえ」と感想は一致したのですが、日本の海水浴場を見慣れた生徒たちにとっては、とてもすいているようにしか見えません。海の家のようなものは全くなく、シャワーと簡易更衣室を備えた公衆トイレの近くの木陰を荷物置き場に陣取り、海に突進していったり、砂浜ではしゃいだり、そういう生徒たちを眺めてくつろいでいたり、早速アイスクリーム屋を見つけたりと、それぞれが思い思いにビーチを楽しんでいました。
20ビーチ到着
21遠浅で安全なビーチです
22早速アイス
23これでものすごく混んでます
今年は天気も良く、途中で切り上げることもなく、予定の時刻までビーチを満喫し、バスでシティへと戻ってきました。
24戻ってきました
25終礼、今日は早く帰ってしっかり寝る!
NZに到着して最初の1週間が終わりました。語学学校でみんなと一緒に生活するのはあと1週間、日本は離れましたが、まだ準備期間に過ぎません。1週間後にはいよいよ次のステイ先に移動し、一人一家庭のホームステイと現地校生活が始まります。家の中で、日本語で手伝ってくれる人は本当に誰もいなくなります。覚悟はいいですか?自分の留学のための準備ができるのは、本当にあと1週間ですよ。そこから先は、ここまで自分がどれだけの努力をしてきたのか、その努力の量が正直に自分の生活に跳ね返ってきます。後悔は先に立ちませんから、この最後の1週間を自分のために存分に充実させてくださいね。