進路指導週間 放課後の特別講座を覗いてみた
「大規模テーマパークのビジネスプランニング」 東京都市大学 都市生活学部 永江 総宣先生
今週は進路指導週間です。
短縮授業を行い,放課後の時間をたっぷりとって担任の先生は生徒と面談を行います。
他の生徒は大学の先生や社会人として活躍されている方をお招きする特別講座に参加します。
たくさん設定されている講座の中から表題のテーマを選び聴講させていただきました。
そのときのようすを紹介いたします。
生徒に与えられたテーマは「テーマパークを企画してみる」でした。
テーマパークについてのお話の後,早速ワークシートの作業が始まります。
この講座には中1~高3までの生徒が参加していました。
参加した生徒たちが,日本の「売り」は?
そして,今みんなに意外に注目されそうなこと。など、
どんなふうに感じているのか,私も知りたいと思いました。
各グループを先生がまわり,意見を聞きながらアドバイスしていきます。
大学の先生から自分たちの考えについて直接アドバイスをもらえるなんて
なんと贅沢なのだろうと思ってしまいました。
「テーマパーク」というテーマが生徒にとって身近なこともあったと思います。
ワークシートの内容はどんどん埋まっていくようでした。
そしてグループごとの発表を聞いていると,
大人が抱いているイメージと同じところもあり,
そうでないところもあり,
でもしっかり日本のことを見ているなと思いました。
「ごはん」のテーマパークを提案したグループがありました。
先生はそれについてもしっかりとフォローをしていきます。
そしてどのグルプの発表にも賛辞を惜しみませんでした。
生徒どうしで議論し考えさせ,発表する。
そして豊富な知識を持った先生がいろいろな角度からアドバイス。
どんな主張も肯定的にとらえて,分かりやすい説明を加えていく。
初めての出会いなのに,緊張感の中にも安心感のある授業でした。
木下 浩