「ゆめちから」栽培研究プログラム
第七期・「ゆめちから」課題研究校に選出されました。
今年度(2018年度)は、首都圏の3校、開智日本橋学園中学校・高等学校、浦和実業学園中学校高等学校、東京成徳大学中学高等学校が課題研究校として取り組むことになります。
この研究プログラムは、「ゆめちから」という品種のパン用の小麦粉を栽培し収穫する体験を通して、食糧と自分達とのつながりを改めて考えてみようとの試みでもあります。
現在、日本の食料自給率は約40%、パン用の小麦に関しては何と3%程、すなわち殆どが輸入に頼っている状況です。そんな中で、株式会社パスコでは、何年もの歳月を掛けて研究を重ね、北海道にて「ゆめちから」という品種のパン用の小麦粉を開発しました。この「ゆめちから」を本州で広く栽培できないか、小麦粉の自給率を上げようとのチャレンジをこれからの未来を担う中高生とともに実施していこうというものです。
先日9/16(日)には、3校合同での任命式が開催され、本プログラムの説明が㈱パスコの方、東京農業大学の先生、アシストしてくださる㈱リバネスの方からあり、さらに、㈱パスコの商品開発関係の方々の指導のもと、パン作りを行いました。
今回の任命式&パン作りのイベントを通して、本校の取り組む生徒達のモチベーションもアップしたようです。同イベントに参加する他の2校の生徒との間で一緒にパン作りを行い交流することで、競い合うのではなく、協力し合って研究をしていこうという気持ちが湧いてきたようでした。
実際に、栽培が始まるのは、10月の播種からです。来年の7月に良い収穫を迎えられるように取り組むチームで協力し合い頑張って欲しいです。
今後の活躍に乞うご期待を。
なお、今後の活動の様子(経過)については、この本校HPは勿論のこと、株式会社パスコのHPにも掲載されます。どうぞ、ご覧下さい。
(Tongari こと クミタ理科男)