６階の美術室から見える青い空も、白い雲が映える時期になってきました。

1学期、３年生は自分の手を描きました。
何かしらすくいとれる、空間を内包したポーズを自ら選び、中間色（グレー）の用紙に鉛筆と白パステルで描きだしました。
形をとり、鉛筆でトーンを下げ、白色のパステルでトーンを上げる。
用紙がすでに中間色なので、トーン作り体験まで自然な流れで取り組めるおトクな課題です。
描画しつつ自分の力でグラデーションを作っていたので、みなさんの力を頼もしく思いました。
悩みつつも時間をかけてじっくり向かえたので、画面の中の厚みが心地良く定着しています。

１５歳の大切な記憶になれたでしょうか。