限られた時間での見学なので、全てを網羅することはできませんが、これを機にNZそのものや、日本との関係についてより深く考えたり、関心を持つきっかけになってくれたらいいですね。
16/01/2018 Tue
本日から本格的に授業開始です。全員無事に時間通りに到着と言いたいところですが、やはり何組か朝礼に遅れてきました。オークランドは人口も集中していて交通量も多く、朝夕の道路のラッシュがかなり激しいですから、時間に余裕を持って登校しましょう。オークランドはバスが主要な交通移動手段ですから、路線も多く、複雑になっています。自分の使うバスをしっかり把握することも、個人の責任です。わからないことはわかるまで聞く、よくわかっていないのにわかったと返事をしない、日本人の留学生が苦手で失敗しやすいことです。
01 朝礼でアドバイザーさんから連絡です
02 こらこら人の話はちゃんと聞きましょう
午前中は教室で英語のレッスン、午後は外に出てアクティビティとなります。今日はグループ1のオークランド博物館に同行しました。正式名称はAuckland War Memorial Museumといい、ドメインと呼ばれる大きな公園の中心にあります。市内循環型のバスで15分ほど乗車した後、5分ほど歩くと到着です。天気が怪しかったのですが、雨にも降られることなく到着しました。
03 アクティビティ出発前にフィル先生から注意事項の連絡
04 バスに乗り込み移動開始
05 バスを降りて移動中
06 天気も良く気分もいいですね
07 博物館の全景
まずは1階のマオリのコーナーから見学をします。NZの先住民族であるマオリの歴史や文化を理解することはNZではとても大切なことです。ダイナスピークの用意したアクティビティブックにも設問が用意されていて、生徒たちは解答を探しながら、館内を見て回ります。
08 まずはマオリに関するフロアからスタートします
09 マオリの集会所を模した建物に興味津津
10 もちろん授業の一環ですので課題もあります
次に2階に移動してNZの自然について見学します。NZにはキウィに代表されるような飛べない鳥がかつては数種類生息していたそうです。体長2メートルもあるモアの剥製をスケッチして、火山のコーナーに移動します。NZは火山で作られた島であり、オークランド市内にも火山の跡が数多く残っています。オークランドのシンボルでもあるランギトト島が噴火したらという想定の体験ハウスを経て、最後は私からのリクエストで、3階の第2次世界大戦コーナーに向かいました。ここには第2次世界大戦中に不時着したゼロ戦とその乗組員についての展示があります。毎年ゼロ戦にはみんな興味津々なのですが、今年の生徒たちは、展示されていた特攻隊員の説明を、随分と長い間立ち止まって読んでいました。ここにはポツダム宣言受託に伴う降伏文書のコピーも展示されており、戦争勝者である連合国側からの視点からは、第2次世界大戦がどう捉えられてるのかということを見ることができます。
11 これがモアです
12 ちょっと休憩
13 ゼロ戦は毎年生徒たちに人気です
14 日本の特攻隊員についての展示があります