2017年06月01日 更新情報
教職員研修が行われました。
5月25日(木)、中間試験中の午後、本校の教職員対象の研修が行われました。
毎年行われているものですが、今年は東海大学より高妻容一(こうづま よういち)先生をお招きして
「重圧に負けない、折れない心の鍛錬について」という内容で講演していただきました。
高妻先生は、体育学部競技スポーツ学科の教授で、スポーツ心理学の草分けです。
年間200本以上の講演でお忙しい中、本校でお話しいただける機会に恵まれたのです。
2人一組になりパートナーワークを多用した講演は、聞くものを飽きさせず
先生の張りのある声とエネルギッシュにお話になるその姿と話術に引き込まれ
予定の2時間があっという間に経ちました。
スポーツがご専門ということで、講演内容はスポーツを例に扱われていましたが
「選手」を「生徒」に、「コーチ」を「教師」に、「試合」を「受験」に置き換えれば
そのまま教育の現場で活かせることばかりで、
運動部の顧問の先生のみならず、すべての教職員が参考にできる内容でした。
事前に頂いた資料も90ページに及ぶもので
講演終了後も、折に触れて目を通すことで活かせる部分が随所に散らばっている
といったものでした。
スポーツ選手が求められる結果も
そこに至るまでのプロセスが非常に大事になります。
結果にこだわりつつ、プロセスを大切にできるような学校をめざすべく
気持ちを新たにさせていただいた講演でした。