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2017年01月26日 伸ばすメソッド海外留学

21/01/2017 Sat

みなさんお待ちかねの遠足です。今日は勉強しません。アクティビティブックも持参しないでいいですよ。お天気はどうにか持ちこたえてくれたようでホッとしています。交通機関のスケジュールは、土曜日になると平日とは全然違ってくるので、ちょっと心配していましたが、やはり今年の生徒たちは遅れることなく全員時間通りに集合してくれました。
 64人と大所帯なので、2台のバスに分乗します。クラス1・2がcoach 1(1号車)、クラス3・4がcoach 2(2号車)と別れ、訪問先は同じですが、ルートを変えて訪問時間をずらして行きます。私はcoach 1に同乗しました。
 バスが止めてある場所まで移動し、乗車する前に大事なセレモニーがあります。この期間中に誕生日を迎えた生徒には、みんなでHappy birthday to youを合唱してあげるのが朝礼の決まりなので、今日はバス乗車前に道路で合唱しました。お誕生日おめでとう!

01 coach 1全員集合です
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02 このバスで移動します
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03 日本語表示ですね
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04 出発前に本日が誕生日の生徒をみんなでお祝いしてます
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出発してすぐ、しばらくストップサインで止められたので、工事かなと思ったら、どうやら何かの撮影をしているようで、カーアクション(というほどではなかったですが)の撮影のために道を一時的に封鎖していました。5分程度のことでしたし、なかなか遭遇できないことですから、これもいい機会でしたよね。
 ハーバーブリッジを越え、30分もするとだんだん風景がのどかになり、牛や馬が見えてくるようになります。人口密度は日本の20分の1ですからあっという間にのどかな風景に様変わりしていきます。
 1時間も走ったところで、最初の訪問先であるsheep worldに到着しました。ここは羊の毛刈りや牧羊犬の仕事についてデモンストレーションを見せてくれる施設です。ショーの開始まで少し時間があるので、ミニ動物園を見学していました。展示というよりは、飼育しているものをそのまま公開しているような感じでしたが、周りの風景に溶け込むと自分が牧場にいるような感じになります。そろそろみんなこのゆるい感じに馴染んできましたかね。
 ショーの時間になったので、会場に移動したのですが、今年はほぼ満席で座れる場所を探すのに一苦労でした。隙間を見つけて自分からグイグイ入っていかなければ自分の座るところは確保できませんからね。「どこに座ればいいんですか?」ではなく、ちょっと詰めてもらって"Thank you."ですよ。
 最初は牧羊犬の説明から入ります。どうやら片方はまだ訓練中といった感じでしたね。一旦外に出て、牧羊犬が遠くにいる羊の群れを追い込んでくる様子を見学しました。たった1頭で上手に回り込んで群れをコントロールして移動させる姿はいつ見ても感心します。
 再び中に移動して、羊の選別の仕方や毛刈りの道具についての説明に続き、実際に毛刈りの実演を見ました。観客が多かったからでしょうか、いつもよりもサービスして、色々と説明してくれたと思います。通訳なしのナチュラルスピードですから、生徒たちがどのくらい理解できたのかは少々不安ですが、Dynaspeakだって先生たちは手加減して、かなりゆっくり話してくれています。現地校にいったら、今日のこのスピードが待っているんですよ。ジョークの部分では笑えなくても、1日に毛を刈る羊の数ぐらいは聞き取れましたよね?
 最後は恒例の子羊にミルクをあげるコーナーで、ミルクのボトルめがけて子羊が突進してくる姿はとても可愛いです。同乗したガイドさんのお話だと、ラム肉は生後数ヶ月の子羊のお肉ですから、こちらの人は子羊を見ると可愛いというよりは美味しそうと思うということでしたが、本当なんでしょうかね?

05 それではcoach 1出発です
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06 driverのKellyさん
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07 何かのロケでした
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08 sheep world到着
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09 まずは小動物園散策
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10 ずっとカメラ目線のアルパカ
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11 豚に群がるboys
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12 こちらにはウサギがいました
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13 外に出てsheep dog実演開始です
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14 あっという間に追い込んできました
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15 羊の群れを見事にコントロールしていました
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16 テキパキと刈ってくれました
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17 とにかく可愛いです
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毛刈りショーを見終えてから、ここでランチを取りました。ベンチやテントが用意されていますので、思い思いの場所で景色を満喫しながらゆっくりとランチを楽しんでいましたね。ブランコやすべり台を見つけると夢中になって遊んでいる姿がとても可愛かったですよ。体を使って楽しめるっていいですよね。

18 こんな景色の中でのランチもいいですね
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19 遊具に夢中です
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次はバスでPerry Kauri Parkに移動しました。ここではNZ固有の木であるKauri tree(カウリの木)を見ることができます。成長が非常に遅いために画鋲をさせないほどにまで硬くなるカウリは、乱伐により絶滅の危機に瀕し、現在は保護されています。樹齢1000年以上が当たり前ですから、樹齢800年のここの木は若造といったところですが、室町時代ぐらいからずっと生き続けているんですから凄いですよね。カウリは神木だから、お願い事をすると叶うんだよと教えてあげると、みんないつになく真剣にじっと両手をあてていました。何をお願いしていたんでしょうか。その後、NZ固有のシダ植物を見ることができる散策コースで森林浴をしてから、ここWarkworth(ワークワース)の昔の様子の展示を見学しました。第2次世界大戦中はアメリカ軍の駐屯地にもなっていた場所で、その時の兵舎を復元したものも展示されています。博物館の時もそうでしたが、常に連合国からの視点で第2次大戦が語られており、私は考えさせられることも多々あるのですが、21世紀生まれの彼らはどんな風に見えるのでしょうかね。

20 64人での記念写真実現!
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21 男たちよ何を願う?
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22 そして女たちは何を?
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23 樹齢800年ですがカウリの木の中では若造です
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24 森林浴
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25 お約束の1枚
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26 次は俺だ
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27 第2次大戦の米軍の駐屯施設の復元
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さあいよいよお待ちかねのビーチです。Orewa beach(オレワビーチ)という4キロにも及ぶ人気のビーチです。さあ、真夏のビーチですよ!と言いたいところなのですが、とにかく寒い!そして風が強い!私も10年近くこのビーチに来ていますが、こんない寒いのは初めてでした。それでも、せっかく来たのだからなんとか海に入ろうと、とりあえず足だけは入れてみたり、砂浜を歩いてみたり・・・でもやっぱり男の子たちは我慢できません。膝まで入り、腰まで入り、結局普通に首まで入っていましたね。夏の海なので水温は高く、むしろ水の中の方が温かかったかもしれません。波は高めですが、遠浅でどこまでいっても足がつくので安全に楽しむことができます。それにしてもよく入りましたね。

28 寒いんです
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29 それでも海には入りたい
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30 丘派の人たち
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31 海を見るのは好き
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32 マジかよ、あいつら
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33 海に入ったぜ!
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今年はここOrewa beachからすぐのところにあるOrewa Collegeに通う生徒がいます。いい機会ですから学校を見学に行きました。今は夏休み中なので、学校には誰もいません。日本と異なり、部活動なども一切ありません。校舎は全て平屋で、迷子になりそう、休み時間の教室移動がたいへんそうと、心配していました。迷子にもなるでしょうし、移動はたいへんだと思いますよ。頑張ってね。

 戻って見ると、もうすっかり海は上がりアイスクリームタイムになっていまいた。寒くてもアイスは別腹なんですね(笑)。

34 Orewa College見学中
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35 記念写真
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36 どんなに寒くてもアイス
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帰りのバスの中は爆睡状態でした。明日の日曜日はゆっくり体を休めて、来週に備えましょう。4月から始めてきた、様々な準備の本当に最後の1週間です。最後まで全力で取り組みましょうね。やって無駄なことは一つもない。唯一無駄なことがあるとすれば何もしないこと。という言葉覚えていますか?今君たちは、まさにそういうところにいるのだと思います。頑張ろう!

37 ほらシティ見えて来たよ
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38 ほぼ爆睡
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39 家に帰るまでが遠足だからね
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40 はい解散
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