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2017年01月19日 伸ばすメソッド海外留学

18/01/2017 Wed

例年に比べると寒い気候も手伝ってのことでしょうか、発熱で欠席の生徒が出ました。OKCスタッフ付き添いのもとで病院に行き薬を処方してもらいましたが、どうやら風邪をひいたようですね。喉の痛みや微熱のある生徒もいます。無理をせずに早めに休んで早めに回復することも大切なことですから、おかしいなと感じたらしっかりと体を休めましょうね。
 事故により電車が混雑して遅れてきた生徒もいましたが、きちんと早めに電話で連絡してくれていますし、いわゆる不注意の遅刻がここまではゼロです。いいですねえ、このまま初の遅刻ゼロでいってください。
 午前中の授業ではもちろん休み時間があるのですが、今年は休み時間に卓球やビリヤードに駆け込んで来る生徒がほとんどいません。よっぽど授業が楽しくて教室から離れたくないのか、それとも疲れ果てて教室から出てこられないのか、どちらにしてもやはり今年の生徒たちは、今までの生徒たちとは違う何かを持っているのかもしれませんね。

01 今日の朝礼はYuriさん

02 ランチ、かなりボリュームのあるサンドイッチです

03 こちらのランチも食べてみるとかなりあるとのこと

04 僕たちはバーガー仕立てです

本日はグループ2のAuckland Museum(オークランド博物館)に同行しました。Auckland Domain(通称ドメイン)という大きな公園の中にあり、NZに関する歴史・地理・自然・文化などが一堂に展示されています。
 Dynaspeakを出てすぐのところにあるバス停からLink(リンク)と呼ばれる循環型の路線バスで15分ほどの乗車で到着です。グループ2の担当はPaul(ポール)先生、昨年から本校生徒のプログラムを担当してくださっている若い先生です。若いだけあって、歩くのが早い(笑)。生徒たちは時々小走りに、必死について行きます。

05 本日のお題はMuseumです

06 Dynaspeakのすぐ近くのバス停でて乗車

07 Paul先生歩くの早いんです

08 あっという間に置いて行かれちゃいます

09 ここを登ればMuseumです

10 やっと着きました

11 結構大きい建物なんです

12 大砲に群がる男子

13 建物重視で記念写真を撮るとこんな大きさになります

この博物館は正式名称をAuckland War Memorial Museumといい、母国を守るために命を捧げた人々を記念する建物として建てられていますが、そのことに限らずNZの全てを網羅しているような展示内容になっています。
 残念ながら限られた時間内で全てを見ることはできませんから、いくつかピックアップして見学して行きます。まずはGround Level(1階)テーマはPeople of the Pacific(太平洋諸島の人々)。ここでは主にNZの先住民族であるマオリについての展示を見ることができます。出発前に演習授業でも触れていますので、なるほどあのことだ!って気づいてくれた人が何人いたでしょうかね。先住民族のマオリ文化と、後から入ってきたヨーロッパ文化の融合していく様子を感じ取れたら嬉しいのですけどね。

14 これが正式名称です

15 マオリ文化についてのエリアで

16 Pacific Peopleはいつどこからやってきたのか?

17 20c初頭ぐらいのNZの教室を再現した部屋で

次はPaul先生にお願いしてLevel 2(3階)に移動してもらいました。ここのテーマはNew Zealand's War Stories(NZの戦争の歴史)で、特に2つの世界大戦には大きくスペースを割いています。特に第二次世界大戦のエリアでは、日本ではなかなか見ることのできない資料や、連合国側からの視点では日本はどのように思われていたのかなど、本当は時間をかけてゆっくり見て欲しいのですけど、それでも一つのことをいろんな視点から見ることや、異なる考え方を受容することのきっかけになってくれれば嬉しいです。

18 世界大戦で命を落とした人々の名前が彫られています

19 第2次大戦では日本に関係のある資料もたくさんあります

20 当時の日本はどのように見られていたのでしょうか

21 日本を外から見る体験も貴重だと思います

最後はLevel 1(2階)でStories of our Land and Sea(NZの陸と海の物語)のテーマのもと、生物・海洋・地理といった内容が展示されています。時間の制限もあるので、例年通りvolcano(火山)のコーナーを見学し、オークランドからもよく見える、今は休火山の島であるRangitoto島がもし噴火したらどうなる?をテーマにした擬似体験ルームを締めとしました。(すいません、体調不良の生徒のケアにあたっていたために、このコーナーでの写真がありません)

 余談ですが、NZはイギリス式の階表示なので、日本での1階はG(ground level)と表示されます。そして2階はLevel 1、3階はLevel 2・・・となっていきます。高層階は大して問題ないのですが、低層階は2階が1で、3階が2でと時々こんがらがってしまいます。私も過去にLevel 2(つまり3階)と書いてあったので、延々と2階を探し回ってついに見つけられなかった苦い経験があります。

 帰りもLinkバスを利用しました。私が初めて訪れた14年前は、バスの車内アナウンスもなく、停車の合図はボタンではなく、ヒモを引いてベルを鳴らす。車内にエアコンはないので暑い日はドア全開で走るバスもある。時刻表はあってないようなもので、とにかく来ることを信じて待つ。といった感じでしたが、今ではバス停にまで電光掲示板があり、あと何分ぐらいでどこ行きのバスが来るのかまでわかるんです。みんな、先輩たちは今の君たちでは考えられないような不便な中で留学生活を頑張ってきたんです。足りないことを嘆くのではなく、できることを見つけて喜ぶことも留学を成功させる秘訣だと思いますよ。ポジティブにいきましょう!
 午後のアクティビティ、実は結構歩くんですよね。英語の勉強より、こっちで疲れていませんか(笑)。終礼でYuriさんもおっしゃってましたが、疲れたら十分に睡眠をとることです。明日もno遅刻でよろしくね。

22 レンガ造りのバス停

23 バスの運行状況は電光掲示でわかるようになりました

24 終礼もYuriさん。結構みんな疲れてます

*おまけ

本日Devonportを訪れたグループ4の写真が手に入りました。昨日は舗装された道で山頂まで行きましたが、今日のグループはショートカットルートを使ったようです。確かに早いんですけど、ほんのちょっとの距離とはいえ戸隠での登山を思い出したんじゃないですか?お疲れ様でした。

25 ここ登ったんですね

26 みんな、よく頑張った!