2016年06月17日 伸ばすメソッド
エッグドロップコンテスト2016
6月11日(土)エッグドロップコンテストが文京学院大学で開催されました。
都立戸山高校,早稲田大学高等学院など6校が参加しました。
本校は昨年度に引き続き2回目の参加。
6チーム25名の生徒がエントリーしました。
生タマゴを窓から落としても割れない容器をケント紙(A3版)1枚とセロテープだけでつくります。
昨年度は2チームが入賞しましたが,今年は全部の班がタマゴを割ってしまいました。
生徒の落胆も大きく残念に思っていたところ,クリエイティブ賞が舞い込んできました。
審査員の先生曰く,「独創的でかっこいい」。
設計は高校2年生。そして装置の絵を書いたのは中学1年生のグループでした。
どうすれば卵が割れないか。
コンテスト2年目の参加となると,生徒にもこだわりが出てくるようです。
パラシュートのようなものを付ければ,割れないことは分かっている。
でもそれではスピードをかせげない。
できるだけ早く落ちるようにしたい。
こんなこだわりが,大人の想像を超える発見を生むのかも知れません。
木下 浩
エッグドロップは、教科書には直接は載っていない事柄、
でも、よくよく考えると「物理」「エネルギー」といった分野の内容が原理的には深く関わっています。
そんなことも考えながら、限られた材料と時間の中で、独自の発想で工夫して
卵を割らない装置を作り上げることは、やってみると実に奥が深いんです。
今年の成徳チームは、速く落ちてそれでも割れないもの、デザイン性に優れたもの等、
少し凝り過ぎて、肝心の「割らない」という点を怠ってしまったという印象を受けました。
これを教訓に、今後に活かしてまたチャレンジ欲しいと思っています。
N.K(Tongari)