第4回 生徒研究成果合同発表会 (都立戸山高校) - 中3~高2
2月7日(日) 都立戸山高校での研究発表会に参加しました。
口頭発表,ポスター発表の参加は18校,見学は21の高校と団体が全国から集いました。
本校では3つの研究をポスター発表しました。
ポスター発表は都立戸山高校の3階から5階の廊下が使われ,117件の日本語及び22件の英語での研究が紹介されました。
生徒はポスター前に立ち,訪れた人たちに研究の紹介をします。
このイベントの大きな特徴は,物理,化学,生物,地学,数学の専門家からのコメントがいただけるということです。
このことが,生徒にとって大きな励みになりました。
もちろん,始めてポスターセッションに参加した生徒たち。
未熟さ故の厳しいコメントもいただきました。
そんな中で,「シジミの浄化作用」についてのポスターに,専門家をはじめてとして人だかりができました。
二枚貝の浄化作用についてはすでに多くの研究報告があります。
少し辛口のコメントの後に,ある1枚の写真に注目された先生がいました。
「こんなことは聞いたことがない。」
と驚きの表情を見せた後,少し戸惑いを隠せない生徒たちに,
さらに継続した研究を進めていくようにと。
生徒たちの研究はもちろん未熟なところも多々あります。
ですが,その発想やアイディアは教員や研究者が決して思いつかないものもあります。
高校生の学術雑誌への論文投稿がニュースになることもしばしばです。
こんなとき,学校の限られた教員だけでサポートすることは困難です。
そこで大学との連携で研究を進める,いわゆる高大連携の動きが活発化してきました。
2015年度より,本校でも「中高生の科学研究実践活動推進プログラム」の実践校となり,大学や研究機関との連携をはかっていくことになりました。
生徒の科学研究の取り組みを積極的に援助していきたいと考えています。
(H.K)
(N.K (TONGARI))