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2016年02月10日 伸ばすメソッド

第4回 生徒研究成果合同発表会 (都立戸山高校)  - 中3~高2

2月7日(日) 都立戸山高校での研究発表会に参加しました。
口頭発表,ポスター発表の参加は18校,見学は21の高校と団体が全国から集いました。
本校では3つの研究をポスター発表しました。

ポスター発表は都立戸山高校の3階から5階の廊下が使われ,117件の日本語及び22件の英語での研究が紹介されました。
生徒はポスター前に立ち,訪れた人たちに研究の紹介をします。

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このイベントの大きな特徴は,物理,化学,生物,地学,数学の専門家からのコメントがいただけるということです。
 このことが,生徒にとって大きな励みになりました。
もちろん,始めてポスターセッションに参加した生徒たち。
未熟さ故の厳しいコメントもいただきました。

 そんな中で,「シジミの浄化作用」についてのポスターに,専門家をはじめてとして人だかりができました。

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二枚貝の浄化作用についてはすでに多くの研究報告があります。
少し辛口のコメントの後に,ある1枚の写真に注目された先生がいました。
「こんなことは聞いたことがない。」
と驚きの表情を見せた後,少し戸惑いを隠せない生徒たちに,
さらに継続した研究を進めていくようにと。

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生徒たちの研究はもちろん未熟なところも多々あります。
ですが,その発想やアイディアは教員や研究者が決して思いつかないものもあります。
高校生の学術雑誌への論文投稿がニュースになることもしばしばです。
こんなとき,学校の限られた教員だけでサポートすることは困難です。
そこで大学との連携で研究を進める,いわゆる高大連携の動きが活発化してきました。

2015年度より,本校でも「中高生の科学研究実践活動推進プログラム」の実践校となり,大学や研究機関との連携をはかっていくことになりました。
生徒の科学研究の取り組みを積極的に援助していきたいと考えています。

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活発なポスターセッションが終わったあと,ふとシジミ...のポスターを見ると,「グッジョブシール」が数枚貼られていました。
その中にはアサリの長期飼育の研究発表をした他校の生徒からのものがありました(⇒の部分)。
そこには「お互い,頑張って研究をしていきましょう。」との文字があったのでした。

(H.K)

研究発表会は、かなり大規模のもので、遠くは大阪・新潟・長野からの参加もあり、口頭発表・ポスター発表合わせて約150件でした。中には大学生にも引けを取らない程の内容もあり、各発表に対して大学の先生方等専門家からのアドバイスもあり、参加した生徒にとってとても勉強になる貴重な経験となりました。本校からも3グループが発表しました。
これを糧に、今後、更に高度な内容の研究活動をしてくれることを期待しています。

(N.K (TONGARI))

この発表会に参加することが3週間前に決まり、慌ただしく、実験・ポスター作製をしてきました。初めての出展ということもあり、実験の手法、ポスターの書き方、発表の仕方など課題は山積みでしたが、自分たちが「やりたい」と思ったことをそのままテーマにしてやってきたので、当日の専門家からの突っ込みにも自分たちで対応できていました。
これを機に、長期的な研究に取り組むモチベーションがあがってくれることを望みます。
(C.N(理科実験部顧問))