2016年2月5日(金)
引率の私が帰国して一週間近くたちました。現地校は2月2日(火)~5日(金)に第一学期が始まります。留学がビジネスとしてきちんと成立しているNZでは、どの現地校にも留学生を専門に扱う部署があり、学校生活からホームステイ生活まで、きめ細かいケアがおこなわれています。今週は、どの学校も留学生に対してオリエンテーションを実施し、所属クラス(form classと呼ばれます)の確認や科目選択の相談やアドバイスをおこなっています。日本のようにクラスではなく、ハウスと呼ばれる縦割りのグループに所属する場合もあります。2月6日(土)はNZにとっては大事な日の1つであるWaitangi Dayにあたり、土曜日が休日のこの国の場合は振替休日で月曜日もお休みになりますので、3連休となります。そんなわけで、新年度は始業していますが、週明けまではホリデー気分が抜けていないでしょうね。(生徒がというよりはファミリーがです)
ちょっと前のことに戻りますが、生徒たちが最初の2週間を過ごしたDynaspeakはNZ最大の都市オークランドの中心部にあります。バス、鉄道、フェリーの発着が集約される場所でもあり、観光地への起点でもあります。様々な人種、民族が混在して生活しており、移民の国としてのNZらしさを実感でき、加えてこの季節は観光客も多く、multi-cultural(多文化)とかdiversity(多様・雑多)という言葉を肌で感じることができます。
01中央のビルの上4階分がDynaspeak
02ビル入り口にあるDynaspeakのロゴ(一番上)
03Dynaspeakの前から左を見ると
04右を見ると、これでも大都会なんです。
05左にまっすぐ進むと劇場があります
06右に進むとすぐに交差点が
07Queen StとVictria Stの交わるところ、銀座4丁目ですね。
08この交差点からSky Towerはこのぐらいの近さです。
公用語は英語ですが、日本の学校の授業で耳にするようなクセのないゆっくりとした英語を使ってくれるわけではありません。皆それぞれ「自分の英語」を使いますので、生徒たちは、同じ言葉なのに、聞き取れなかったり、違う音に聞こえたり、また自分の発音が全然通じなかったりと、実生活でのコミュニケーションの洗礼を受けることになります。
Dynaspeakの開校式でヒュー氏が「日本の学生が、英語を使うのが苦手なことはよくわかっている。でも、英語の知識がどの国の学生よりも多いことも知っている。英語をツールとして使い始めれば、その知識量は武器になるから頑張ってほしい。」という趣旨のお話をしていました。この3ヶ月で大切なのは、自分の言葉として英語でコミュニケーションが取れること、上手い下手ではなく、通じるかどうかということです。日本語訛りがあったっていいんですよ。むしろ「日本語訛りだね」って認識してもらえるぐらい、相手に伝えられることができればたいしたものです。
まずは。相手の言っていることがわかるようになる段階を目指しましょう。English Campでも、相手の質問を自分の口で真似て言うことが、会話力を上げる実感として報告されていました。使われている英語を、使われているままに吸収できるなんて、そこで暮らしている人だけに与えられた特権なんですから、最大限活用できるといいですね。
09バス停、電光表示で運行状況がリアルタイムでわかります。
10路線バスの大きさが伝わるでしょうか。
11Dynaspeakのある通り。寄り道の誘惑が多いです
12旧銀行の建物。Dynaより徒歩5分
13教会。これも徒歩5分ぐらいのところにあります。